SY77をひっくり返しネジをいっぱいとると鉄板がとれる。幸いな事に電源コードと側面のパーツのネジは取らなくていいし、バインドネジが1種類!珍しい!
フロッピィードライブはこの鉄の箱の中に入っている。
大きいサイズのバインドネジ1+2つでフレームとつながっているぞ。
お金をかけていいフラットケーブルはロック用のパーツをはめて180度向きが変わるので作り方は正しいのかもしれないがロック用の部品が付いていないので間違ってるといえる。
ケーブルは自社で圧接しているわけではないのでこういう事も起きるという例。
ケーブル長は400mmちょっと長すぎですね。
GotekとEME-213YVとD357Bを並べてみますと、EME-213YVより5mm長い。
HxCも結構長いので変換基板は挿せないだろうと判断しました。
鉄の箱はミリネジ4つで外せます。コンデンサーが見当たらないのでドライブの天板を外していいですか?ネジ4つ外すと・・・
空中配線です。説明しませんがモーター部分のコンデンサーはブレーキの用途で使われます。基板を取り外すと更にあるかもしれませんがベルト交換が目的なのでそこまでしません。さてゴムとの闘いです。スタートレックのコミュニケーターを外します。センサーも触った感じ無いので水性塗料はがし材を塗ります。
10分も経つとこんな状態です。指も真っ黒です。女性がよく使う化粧落としで指を拭いて何度も戦います。直接吹きかけませんがシール剥がし材も使ってます。ゴムが無くなってきました。長さはこのくらい。
やっとベルトを付けます。
スタートレックのコミュニケーターは中心ベルトの下をくぐらせます。
そうすると外側のベルトは狭い隙間に入って隠れる仕組みだったんですね。
分解時ベルトが無いから気が付きませんでした。
コンデンサー替えたい人は33uF25Vでした。背の低いパーツでしたが通常の高さでもOKです。
さて、どんどん戻していきましょう。
4本ネジで天板、4本ネジで鉄の箱、3本ネジで本体に、ケーブルは変な方向。蓋をしていっぱいネジをつけて終了です。
本来なら電源ユニットのダイオードに焼けが無いか、コンデンサーに異常が無いかじっくり目視点検します。
このSY77はジャンクで音は出ないがシステムは立ち上がり表示が崩れる状況でした。
よーく観ると故障の原因が判かることが多いです。
基板の設計も相変わらず美しいです。でもこの機種は歴代のYamahaのシンセで一番配線が汚いですね。
これはYamahaの製品に見えませんでしたw
ここで一句。
配線も、
美しいのが、
ヤマハだよ。
ぁ、電池フォルダー付けなきゃ。
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