前回からのおさらい
KiCad6で設計図を描き基板を設計。100mmx100mmの中に複製割り付けし、Vカットライン(User.Eco1レイヤーを使って0.5mm線をノコギリで切ると思って線を引く)を描きました。
今回はその続きです。
修正発生!
Nintendo Famicom Disk Systemの資料を観ると12Pin2.0mmPitchと書いてある。
・・・・これはまずい!ピンが刺さらない・・・・
ピン間が狭くなると全然パターンが変わる。設計し直しだ。
2.0mmPitchに変更しました。 |
しかしS-10の資料だとメインボードは2.54mmPitchで長さ410mmに見える。
これは両方作るのが正解だが調査が必要。
KiCad6でのガーバーデーター出力。
KiCad6でのドリルデーター出力。
リネーム。ZIP圧縮の仕方は省きます。
ネジ穴で使われるNPTH(Non-Plated Through Holes)は今回使わないので
QDto31PH.txtを削除します。使いたいなら
QDto31P-PHT.txt
QDto31P-NPTH.txt
の名前にします。
ガーバーにしろドリルにしろXYプロッター向けのテキストデータが今に至っているので中身を観て
「これはベクトルデータが無い」と人間が理解できる文章で書かれています。
この位の大きさで原点はここ。くらいでベクトルデータが無ければ捨てて問題ないのです。
試しにVカットデータのQDto31P.GKOをみるとなんとなく縦線2本と横線6本があるのがわかるはずです。
QDto31P.GMLもベクトルデータは4本線だけです。
まぁこれが基板では無くカラー印刷になってくると線や点の表現が間に合わずバイナリーを含むデータとなり、レーザープリンターに使うポストスクリプトに進化していきました。1980年代にはもう出来ていた技術です。
さらにVRMLも同じようにテキストデーターとテクスチャーデーターで出来ています。
みんなXYプロッターの兄弟なのです。
人間の書いたデーターを機械に処理させるという一種の共通言語なんですね。
適当なフォルダーに入れてZIP圧縮してElecrowで注文しちゃいましょう。
Elecrow.comで注文。
決済して7~10日後には到着します。
って運悪く9/26の週は休みだそうです。はい。休んでください。
Elecrowでのトラブルが生じた場合。
ブラウザー設定を厳しくし過ぎて決済画面で動かなくなるような事があるとMy OrderのステータスがCancelあるいはPendingになって進みません。新たに注文し直し、Pendingのナンバーの表示されたスクショを添えて会員登録したメールアドレスからorder@エレクロウドットコム宛てに英文メールを送れば処理してくれます。
さてElecrow.comの友達紹介プログラムというのがあってこのリンクから会員登録すると$5貰えるそうです。
安い基板屋はいくつかありますが、基材が固く・精度も高く・シルク印刷の精度が他社より高い。いい仕事しているのでお勧めです。
更に修正発生!
10Pinの機種は2.5mmピッチの10PinでJAE IL-G-10P-S3T2-SAで繋げるのが正しいようです。
そしてAkai S612は恐れていたドライブ直半田である事が解りました。こうなるとポン付けは無理です。
皆さんハンダごて握りしめて線を1本ずつ付けます?
今までの変換コネクターで一番技術的敷居が上がってしまいました。
ケーブル付きドライブを送ってもらえればこちらで分離してコネクター付ける方法もあります。
でもこういう所で追加料金取るのは製作意図から外れるので「私には無理!お願い!」という方以外は自力でお願い致します。
S700やX7000は黒いケーブルで分離できるので問題なし。ヤスリでGOTEK削れ!
JSTのB12B-PH-K-Sっぽいので2mmピッチの12Pin。
http://blog.livedoor.jp/fuka_k/archives/51281636.html
線の引き直し!再発注!
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