Transistor hFE Checkerの設計。番外編(Diode Socket Module)

直接関係ありませんがダイオードのソケットモジュールを作ります。

 Transistor hFE Checkerには直接繋がる事はありませんが同じ恒温箱の中で測定するのに便利なダイオードソケットモジュールを作ってしまおうという企みです。勿論混ぜて繋げてはいけません。

 
トランジスターのソケットモジュールと同じ考え方で設計します。
カソード(GND)を共通にしました。シルクにダイオードが方向を示しています。接続するときダイオードのマーク線を上に向けたかったからです。
秋月電子で売ってる100mm線を使用しています。
 
100mm線だとパターンが近付き過ぎると曲げに対して戻るテンションが強くなるので遠い位置から配線した方が良さそうです。ダイオードの足を曲げたくない気持ちもあります。
ダイオードの直径は2.54mmを超える物もあるので一列ではなく二列のソケットを用意してジグザグに挿せるようにして4mm径まで対応できます。さらに数の間違いを防ぐ効果も期待しています。 
 
J1-1に挿すならJ3の下のJ6-33近辺から挿す事を想定。

回路図は特に説明は要らないでしょう。あとは演算モジュールは無くてスイッチモジュールに測定器が繋がればダイオードについては区切りが付きます。

 

ラベルだらけ。

ではダイオードのスイッチユニットも設計します。

恒温ユニットのヒーターが届きました。

加熱にはドライヤーでも良いのですがドライヤーを段ボール内に固定するのに苦労するので小型のPTCヒーターをヤフオクで入手しました。ドライヤーもそうですがこんな物を段ボールに収めて動かすなんて良い子のみんなは真似しちゃいけません。写真を載せちゃうとメーカーからクレームが上がりそうなのでやめときます。なにせ周囲50cmに物を置くなと説明書に書いてあります。それ以前に改造するなとも書いてます。
なぜPTCヒーターなのかというと
  • 加熱スピードの速さ
  • 配置しやすさ
  • 周りを耐熱プラスチックでカバーされていてユニットのみ輸入するより熱の事故に対して安全。
改造するポイントは
  • 電源SW・首振りをキャンセル
  • 常に送風
  • ヒーターのみ単独動作
温度管理は専用機を輸入中です。Arduinoで作る事も可能ですが安価な専用機があるのでそちらを選びました。
Amazonから買うと高いですね。

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