Transistor hFE Checkerの設計(Switch部分)とDigi-Keyもう到着。

前回の続きのSwitch Moduleの設計をします。

Push SWのDPDTは存在するけど超高額なので12mmタクトスイッチx2としました。
トグルのDPDTで跳ね返る物もあるんですがやっぱり高い。
Pushの2度押しは押しっぱなしが怖いので使えないし。
だったら2個押せばいいや。
 
SW3は秋月電子で売っているSDSTなトグルスイッチになります。

スタックするわけではありませんが同じ寸法です。KiCAD7で線を引く時はFを押せ!
2.54mmの世界。J8を-1.27mmずらせばよかったかもしれない。


回路図も一部みれば充分でしょう。
一部が見えないだけでほぼ全部です。

 
あとはPinなのかソケットなのかという部分は特に指定は無いので入手性や使い勝手で決めています。
お好きなようにアレンジすればよいかと。
SCSIケーブルとECBの3色ケーブルと電源SWケーブルを左側に繋げます。
SW1から右側は業務用計測器用のトリッガー回路なので要らない人も多いと思われます。作るとしたら抵抗の精度はアバウトで可能です。

使い方

J9に専用ケーブル(といっても2Pの赤青線)を差しましてJ8のどこかに(Tr1にしますか)差します。
差した箇所がTr1ならSW3を左に、それ以外は右に倒します。
SW1でトランジスターに電流が流れます。(GNDが繋がります)
押しながらオプションのSW2を押すとExcelに反映されます。

ピンヘッダー・コネクターをSWとして使う危険性について。

J9に上から赤青であればJ8も上から赤青と差さないとトランジスターが壊れます。(多分壊れないとは思いますが保証出来ません)その為のSW1なのです。この危険を放置できないならばJ2のようなJST XH 2Pのコネクターを24個並べると回避出来ます。私はピンヘッダーで充分です。
 

Digi-Keyの発注分がもう来ました。

実質5日です。長さ70cm級のがUSAから来るのは私にとっては珍しい。
中身は40cm弱のリボンコントローラー2本
 
ラックマウントは43cmでしょう?ユーロラックでもいいけど。
あとは精密抵抗。精度を見ればわかりますね。個人では使わないレベルの精密抵抗。
100Ωの1%は1Ω。0.01%は100.01Ω。お値段もその分高額です。

最大の誤差だからもう1桁と欲を出すと電源の精度も上げなければならないのでこのくらいで勘弁してやるか。
(トランジスターを測る為に100Ωの抵抗を1000本以上測定し選別するよりコストがかかりません。特に時間)

次はVf Checker(といっても定電流(CC)モードをもつ直流安定化電源を持っているのでマウント部分とスイッチ部分があればよい)かVbe 比較器の演算部分、マウント部分、スイッチ部分。最後に25度恒温ユニットと実測。

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