ハンダの話。千住金属工業の1973年のハンダ入手出来ました。LOCTITEハンダの製品名情報。

長いトンネルを抜けた気分です。

缶リールの40/60新品同様

ギターのハンダで来られた方、すいません。前半ギター向けの話ではありません。
シンセサイザーの修理用です。
ヤフオクでカテゴリー間違えて出品されていた物を落札いたしました。
ほぼ未使用新品が入手出来るとは思わなかった。
この音は硬くていいですよ。
鉛ハンダの輸出規制を受けてソニーが選んだのは千住金属工業の特注品だそうですし、
まんざら私の聴力はまともだったようです。
でも私はECO-SOLDERは使うことは無いでしょう。有鉛のほうが100年先も動いてくれるからです。千住金属工業の電電公社向けの缶リールのハンダもヤフオクで見かけました。もしかしたら60年代の可能性がありますし、物凄く長距離の線を繋げる為のハンダですから音が違うかもしれません。ちょっとそこを試すのは危険ですね。東京電力用ハンダがあったとしたら電電公社用の方が音は良さそうですw
缶リールは1970年代までというのはわかっていて、電電公社向けの製品で、1種~3種まであって、音の癖があるのが3種ですかね、2種が聴きなれた音で1種とブラインドテストしても聞き分け出来ません。(どちらも良い音です)3種はハイインピーダンスで音が化けます。(シンセサイザー向きではありません)
 
種類合金組成 (スズ-鉛比率)特徴と主な用途
1種H63 (Sn63% - Pb37%)共晶ハンダ。 融点が最も低く(183°C)、凝固までの時間が短いため、熱に弱い精密部品やプリント基板の配線に多用されました。
2種H60 (Sn60% - Pb40%)標準的な電子機器用。 1種に近い作業性を持ち、交換機の端子接続や一般的な通信機器の組み立てに広く使用されました。
3種H50 (Sn50% - Pb50%)構造用・汎用。 融点が比較的高く、電気的特性よりも機械的な接合強度が求められる箇所や、太い配線の接続に使用されました。
何種ではないですが缶リールのSPARKLE SOLDER 45%1.5Φを観たことがあります。227度の板金用ですね。
日本で作られるはんだは、ほぼこちらの基準で作っているようです。


まぁスズの割合が少なければ音がいいかとは一概には言えませんし高温はんだは短時間に付けなければ基板が焼けたりランドが剥がれたりとテクニックを要するので素人には無理です。

ちょっとギター向けのハンダ情報

LOCTITE HENKEL(中身はイングランドのマルチコア)の型番の話なんですけど、ペーストの素材で型番が決められています。YouTubeで使われていたのは309シリーズという型番のペーストが入ったハンダという意味になります。
他にも228,289,362,C400,C502,X39と進化し続けていると同時に昔の型番がまだ輸入出来ます。
309 60ENはギターにも洋物シンセにも使えるハンダとして優秀ではないでしょうか。
YouTubeで使われていた製品は鉱山のあるマレーシアで精錬し、現地生産しています。
Ebayを観るとイングランド製やアメリカ製も出回っているので現地の鉱山が基準なのでしょう。経営としてはコストを抑えられ合理的です。
しかしペーストは同じでも音は変わってしまうでしょう。NJM4558Dと似た話になりましたね。
ぇ~と日本のハンダは結構な確率でマレーシアからだと思います。
でもってラベルの見方は以下のようになっています。 


Henkel CodeAlloyMelting Point, °C
60ENSn60Pb40183-188
Sn63Sn63Pb37183
99CSn99.3Cu0.7227
96SCSn95.5Ag3.8Cu0.7217
97SCSn96.5Ag3Cu0.5217
SAC0307Sn99Ag0.3Cu0.7217-227     

鉛を選ぶなら60ENかSn63ですか。ケスターは60ENと同じ配合ですからYouTubeでの比較対象としては正しいですね。
WBT? ドイツのシンセは4台(クアザールとジリウスとポリモーフとRave-O-Lution 309)持ってますけどハンダはWBT使っているとは限りません。
さて何処から輸入しようか・・・

ちょっとオーディオ向けな話

良い子はマネしちゃダメな世界な気がしますのでマッドサイエンティストの世界です。 
自分で銀や銅を半田に混ぜて(塗って)しまえば均一に分布せず表面や底面に分布します。
これの効果は若干あります。
銅箔基板に対しての接触部分に銀や銅が来るのがおそらく理由です。
銀や銅が溶けてはおらず粒が混じっているだけです。
入手性の良いのはヒートシンクのグリスですね。
シリコンはだめですよ。

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