Korg Polysixに鍵盤おさえフェルトを付けてみた。応用編。

Korg Polysixとは?

プロフェット5の安い版ですね。と言ったらKorgの中の人から怒られそうですがおおよそ合っています。
兄弟機のMonoPolyの方が個人的には好きですが一般的にはPolysixの方が人気があります。
MIDI非対応ですがアナログシンセ独特の波形とフィルターが楽しく、ちょっとでもエフェクターを掛けたらプロフェッショナルな次元に上ってしまうという、Korgの中では直球勝負で成功した珍しいシンセです。(ドンカマチック,CX-3,PS-3200,デルタ,Polysix,DSS1,Z1,Logueは直球で他は盗塁を気にしながらセットポジションからの変化球。一番売れたのは変化球のM1だった。)
もっとRolandのJunoを食ってしまう改造も出来たろうに、そこを企業として目指さなかった社風というか企画力というか次の新しい物(Poly800やDW-8000)を作り出さないとツマミのないYamaha DX7に追いついていけない時代背景がありました。
このプッシュボタンがRolandと違って上品なんですよねぇ。

 

鍵盤の構造について。

さてこの機種も鍵盤おさえフェルトはありません。隙間は充分ありますがフェルトを貼る奥行が無いのでペーパーカッターで10mm程度にカットすると2台分とれますね。MonoPolyやPoly800もこの幅でいけるはずです。

改造手順。

1.上フレーム4つネジと背面付近の下フレーム4つのネジを外し持ち上げます。上4つネジは手前が長いネジです。奥は短いネジです。気を付けましょう。

2.赤フェルトを鍵盤に合わせ印をつけてカットします。ペーパーカッターを推奨しています。
3.C,F鍵に両面テープを貼り赤いフェルトを貼り付けます。10mm程度にカットすると丁度いいのですが、何もせずに張り付けても支障はありません。

4.ネジを元に戻し完了です。 

評価

改造前
改造後
改造前
改造後

Korg 707は奥行も見える部分の少なかったのですが、Polysixは極めて自然に見えます。
青赤いいですね。 PolysixやMonoPolyは暗い色なのですが赤色も少し暗く感じます。
エンジ色じゃないんですけどなじんでしまってます。
殆どの方が今までこの姿を見れなかった訳で実に勿体ない。
トランプ大統領のネクタイ姿と同じ次元ですね。ネクタイしてないと(以下自主検閲済)

番外編。似合わなそうな機種は?

Triton、Trinityのような銀色アルミフレームを前面に出した機種は似合わなそうです。
白い707は控えめに目立っているのが良かった印象です。 
白いピアノを弾く経験が無いのでデフォルトモード・ネットワークに引っかからないのでしょう。

コメント