MM5824NとMM5823Nの違いを調べてみた。

MM5823Nとは何か。

TI社のTop Octave Synthesizer用のディバイダーICです。カスタムICなので仕様書は公開されていません。
MM5823NもPolymoog専用のディバイダーICであることはわかっていたので調べてみました。
Polymoogの開発はTaurus1で有名なDave Luce。
全部縦に線が引いてあるのは間違いですね。2.1.1.2の構成

 
こちらは2.1.3の構成
 
確かに構成が違いますね。
MM5823NはNOTESの所に置換部品の説明が出てますね。そこまでは調べませんけど。
Polymoogの音階部分はMOSTEK社のMK50240を使っていたようです。正確な分周比はこうなっています。
50%に補正された12音が取り出せます。

ゲートアレー向きかなぁ。マイクロコントローラーでも出来るかなぁ。桁1つ精度上げても作れそうな気もします。
これらのICを1つにすると・・・ピン数が多い・・・POLY800みたいに抵抗で混ぜてMinimoog通せばPolymoogか・・・
全音タッチセンスついてるんでしたっけ?1975年でそれはモンスターですわ。

現代の技術で33.3%のTOSの音を聞いてみたいですね。全く違う刺激的な音だと思います。オルガンをリスペクトし過ぎてそういうデザインする人って居ないんですよ。仕事や技術だけなら50%だけで満足でしょう。PWM出来ないかなー?

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