Grainy Noise,Blue Noise,Burst Noise,Black Noiseについて。

 Grainy Noise,Blue Noiseについて。

Grainyは短波ラジオやガイガーカウンターのノイズですね。パリパリ音。ランダムクロック。12ビットサンプラーっぽい音。ブックラーには付いています。
BluePinkの逆で低音が無く、WhiteからHPFで作るんであまり作ろうとは思いません。
まぁAiに聞いてみましょう。

🔹 Grainy Noise(グレイニーノイズ)

  • 意味:直訳すると「粒状のノイズ」

  • 白色ノイズやピンクノイズのような連続スペクトルではなく、細かい粒(グレイン)を感じるザラザラした質感を持ったノイズを指します。

  • 生成方法はシンセや文脈によって異なりますが、多くは

    • ホワイトノイズを短いパルス列やランダムなエンベロープで変調する

    • ランダムにトリガーされるサンプル&ホールドで断続的に鳴らす
      などで作られます。

  • 音色的には「雨音」「砂のようなサラサラ音」「グリッチっぽいノイズ」として表現されることが多いです。

  • 特に グラニュラー合成と関係が深く、「粒(grain)」を意識したノイズとしてシンセ用語で呼ばれることがあります。


🔹 Blue Noise(ブルーノイズ)

  • 意味:周波数が高くなるほど成分が強調されたノイズ。

  • スペクトル特性は「電力が周波数に比例する」(= +3dB/oct)

    • 白色ノイズ:すべての周波数で均等

    • ピンクノイズ:低音が多い(-3dB/oct)

    • ブルーノイズ:高音が多い(+3dB/oct)

  • 聴感的には「シャーッ」と高域が強く、明るく、きらびやかに感じるノイズ。

  • シンセでは「ハイパスされたホワイトノイズ」に近く、シンバルやハイハットの音作りに使われます。

  • オーディオ測定やディザリングの世界でも登場します。


🎹 まとめ

  • Grainy Noise → 粒状感、断続的・グリッチーな質感のノイズ(生成方法に依存、シンセ表現)

  • Blue Noise → 高域が強調されたノイズ(+3dB/oct)、明るく鋭い音色


👉 実際のシンセで試すと、

  • Grainy Noise = 「雨粒のようなザラつき」

  • Blue Noise = 「シャリシャリした金属感」

に聴こえるはずです。







・・・3dbってCRフィルターで作れないじゃん。
Grainyは作り方知ってるのでOK。
シンバルやハイハットは複数OSCで作られているのでこれも問題なし。

Burst Noise

Burst Noiseはポップコーンノイズとしても知られています。Grainy Noiseと似てそうで似ていないノイズです。
White Noiseをランダムゲートで分断するのです。ポップコーン音は「間欠雑音」、グレイニーノイズは「量子化雑音」 であり、その物理的・数学的な起源も、生み出す音の性格も全く別物です。
 

特徴ポップコーン音 (Popcorn Noise)グレイニーノイズ (Grainy Noise)
原因半導体の物理的欠陥(アナログ)デジタル量子化・サンプリング(デジタル)
信号の性質離散的なレベルジャンプ(ランダムテレグラフ)連続信号の離散化・粗密化
時間的特性不規則な間隔の孤立事象連続的、常に存在
主な聴感「ポン」「パチッ」というクリック音「ザラザラ」「ギシギシ」という質感・ざらつき
周波数スペクトルほぼフラット(ホワイトノイズに近い)エイリアシングによる高周波の折り返し歪みを含む
一般的な評価欠陥・雑音(除去対象)効果・味(意図的に追加されることも)
類似するエフェクトランダムゲート、サンプル&ホールドビットクラッシャー、サンプルレートリデューサー


Black Noise

インターネット上で語られる「Black Noise」の噂

  • 「聴くと死ぬ音」「超低周波の危険な音」 という怪しい定義。

  • 「Schumann共振(地球の固有周波数、~7.83Hz)以下の超低周波」 といった疑似科学的な説明。

  • 「政府や軍が開発した非殺傷兵器」 といった陰謀論的なストーリー。

やばいよやばいよ・・・

というのは俗説で実際設計した回路が存在します。Elektuur 77 1969-78です。


白色ノイズをベースにして
 ・超低域を切る(8 Hz)
 ・高域を切る(7.2 kHz)
という「広帯域バンドパス」になります。

先生!ホワイトノイズジェネレーターに見えません!

black noise generator の仕組みは:

(1) トランジスタ2個でランダム発振(乱雑な発振=ノイズ源)

2つの NPN(本来は VN101)を相互に結合した反転増幅構造 です。
これは以下の点で 「不安定な発振器」 になります:
①帰還フィルタ(R1/C1・R2/C2)の時定数が極端に離れているため、
回路の“位相”が周波数ごとに大きく変動する 
→ 発振条件を安定維持できない。
→ 周期が一定にならず “ぐにゃぐにゃ” に乱れる。酔っ払い発振になります。
②普通の正弦波発振器では、「雑音 → 立ち上がり → 定常振幅」という流れになりますが、
この回路では帰還条件が一定でないため
雑音が周期を揺らす
ゆらぎが位相に変換される
ゆらぎが電圧振幅にも波及する
→ 発振しようとして“常に失敗し続ける”状態 になります。さらに酔っ払い発振になります。
全てダメ。まるでダメ。これがノイズの源。
→ 連続的にエネルギーが増える方向には進まない
→ 発振が成長できず、暴走もしない
ので寄生発振も出来ないので安定した酔っ払い発振という珍しい回路です。

(2) R1/R2/C1/C2 が“周波数によって異なる量の逆相帰還”を作る

これがスペクトル傾斜=「白ノイズの逆スペクトル」を作る重要部分。

帰還ネットワーク R C 計算された f_c 役割
R1–C1 22 kΩ 1 nF 7.2 kHz 高域を落とす(-20 dB/dec)
R2–C2 10 kΩ 2 µF 8 Hz 超低域を落とす(-20 dB/dec)

この回路も不思議回路です。RCフィルターでもなく帰還ネットワークです。これも珍しいです。

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